TNS (tnsnames.ora) を使わずに Oracle に接続する方法を紹介します。
簡易接続ネーミング・メソッドを有効にする
クライアントで簡易接続ネーミング ・ メソッドを有効にすると、 TNS (tnsnames.ora) を必要とせずに Oracle データベースに接続できるようになります。
以下では Oracle 11g での手順を説明していますが、 その他のバージョンでも同様の手順で簡易接続ネーミング ・ メソッドを使用することができます。
すべてのプログラム → Oracle - OraClient11g_home1 → コンフィグレーションおよび移行ツール → Net Configuration Assistant を起動します。
ネーミング・メソッド構成
を選択して 次へ を押します。
右側の 「選択済メソッド」 に 簡易接続ネーミング
が表示されていることを確認します。表示されていない場合は、 左側の 「使用可能なメソッド」 で 簡易接続ネーミング
を選択して > を押して右側の 「選択済メソッド」 に移動します。
次へ を押します。
これで、 ネーミング ・ メソッドの構成は完了です。
簡易接続ネーミング・メソッドでOracleに接続する
SQL*Plus を使用して、 サーバーの IP アドレス 192.168.0.1、 ポート番号 1521、 サービス名 ORCL に接続する場合は以下のようにします。
コマンドプロンプトC:¥>sqlplus username/password@192.168.0.1:1521/ORCL
最終更新日
2024-12-12