2016-03-28  Java プログラミング

インストールせずにJDKを使う方法

先日 Stack Overflow でインストーラーから JDK フォルダーを抽出して使用する方法を見つけたので紹介したいと思います。

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自動化バッチファイル

手順は Stack Overflow に書いてあるとおりです。要約すると

  • インストーラー EXE Windows 標準の EXTRAC32.EXE で展開する (7-Zip でも可)
  • EXE を展開してできる tools.zip 7-Zip で展開する
  • 展開した中身は JAR ファイルが Pack200 形式になっているので bin\unpack200 を使って元の JAR 形式に戻す

という手順になります。この手順を自動化するバッチファイル ExtractJDK.bat を作成しました。ExtractJDK.zip には 7-Zip も同梱してあります。

JDKインストーラー(EXE)のダウンロード

Java SE Downloads から JDK のインストーラーをダウンロードします。

抽出

ダウンロードした JDK インストーラーと ExtractJDK.zip を展開した中身を同じフォルダーに配置します。

Extract.bat を実行するとコマンドプロンプトが表示されます。そのまま しばらく待つと完了するので何かキーを押してコマンドプロンプトを閉じます。

JDK フォルダーが出来上がっています。JAVA_HOME をこのフォルダーに設定したり 下位の bin フォルダーに PATH を設定することで Java 環境として使用することができます。

環境変数を設定するバッチファイルも

JDK のバージョンを上げる度に JAVA_HOME PATH を環境変数を設定し直すのも面倒ですよね。せっかくなので JAVA_HOME PATH も自動設定してくれるバッチファイルを用意しました。

JavaConsole.zip を展開して JavaConsole.bat を取り出し JDK フォルダーと同じ場所に配置します。

あとは JavaConsole.bat を実行すると 自動的に JAVA_HOME PATH を設定したコマンドプロンプトを起動してくれます。

このコマンドプロンプトでは java コマンドや javac コマンドなどを使用することができます。

最終更新日 2024-12-12
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