Windows の環境変数の設定画面って昔からずっと変わっていません。使いにくいままです。小さなテキストボックスで PATH を編集するなんて苦行ですよ。探してみると環境変数を設定するツールがいろいろとあります。その中でも特に使いやすかった Rapid Environment Editor を紹介します。
Rapid Environment Editor の特徴
- ZIP 形式での配布あり。インストールせずに rapidee.exe だけで動きます。
- ユーザーインターフェースは多言語対応。もちろん、 日本語表示 OK
- PATH などの編集はフォルダー名を一覧で表示 ・ 編集可能。
- すでに存在しないフォルダー名は赤く表示されるので PATH の整理もしやすい。
ダウンロード
Rapid Environment Editor のサイト http://www.rapidee.com/ からダウンロードできます。
rapidee.exe
だけで動くシンプルさがいいですね。
使い方
rapidee.exe
を起動します。はじめは表示が英語になっているので、 Language を 日本語
に変更しておきましょう。
あとは環境変数を選択して編集するだけです。環境変数 PATH の場合は、 セミコロンで区切られているそれぞれのパスが行に展開されて表示されるのでとても見やすいです。また、 すでに存在しないパスは赤色で表示されるので不要パスを削除するのにも便利です。
編集が終わったら左上の保存アイコンをクリックして変更を反映しましょう。保存せずにウィンドウを閉じると編集内容が反映されないので注意です。
ちなみにWindows標準の設定画面がこちら
変数値を編集するときのテキストボックスの幅が狭すぎます ・ ・ ・ 。セミコロンで区切られた多くのパスをここで編集するのはかなり大変です。
- 追記
- Windows 10 では PATH 環境変数が複数行で表示されるようになり編集しやすくなりました。
最終更新日
2024-12-12